水とともに産業・社会の発展を支え、
人々を幸せに

日鉄環境のサステナビリティ

当社の企業理念である「水とともに産業・社会の発展を支え、人々を幸せに」を追求し続けることが、当社が目指すサステナビリティであると考えています。
当社は 水処理について高い使命感をもち、水の惑星である地球で 人類が自然環境と共存し、豊かな生活を永く送り続けるために必要不可欠である限られた水資源の循環に貢献してまいります。

水処理一貫体制(ECOM+A)による
お客様の期待を超えたトータルソリューションの提供

当社は日本製鉄グループ唯一の水処理中核企業として、排水水質が社会問題化し始めた約半世紀前から鉄づくりにおける水処理を一貫して担ってきました。鉄を1トン作るのに約200トンもの莫大な水が必要ですが、現在では90%以上の水が循環再使用されています。更に今日では都市下水や各種製造工場排水など、多種多様な水処理排水を手掛けています。
業務内容としては水処理技術の研究開発、水処理設備の設計・建設、水処理システムの操業・設備保全、水処理薬品の提供、そして分析事業です。
これらは まさに水処理のAtoZである 「Engineering:調査・企画・設計」「Construction:建設」「Operation:操業」「Maintenance:設備保全」であり、それを「Analysis:分析・診断」が支える「水処理一貫体制(ECOM+A)」こそが、当社の誇る業務運営理念です。
この一貫体制をフル活用する事により、お客様の水に関わる問題に対して、お客様の期待を超えた包括的な製品・サービス等の解決策(トータルソリューション)を提供・実行し、お客様からの信頼と評価を高めていく事が当社のサステナビリティの根源と考えています。

産業・社会の発展

我が国においては少子高齢化が進み、当社でも労働人口の減少を日々実感しています。
他方、各企業が「環境」を 企業経営の根幹をなす重要課題と位置付け、環境コンプライアンス遵守の為の水処理システムへの投資や、より高度な水処理技術への期待が年々大きくなってきています。
当社は 少ない労力で高い成果を出すことができる 業務運営効率化を目指し、システム基盤の拡充とDX活用による事務・技術の業務改革・業務改善を進めています。
都市型社会において水処理事業の需要が消滅することはなく、如何に省コスト(エネルギー・資源・労働力)で環境保全を実現していけるかが、産業・社会のサステナビリティの要の一つであり、当社のSDGs設定の基礎となっています。詳しくは、当社が発行する「環境社会報告書」をご覧いただければ幸いです。

「環境への取り組み」へのリンクはこちらから

社員の幸せ

社員の技術・技能・業務推進力が当社のポテンシャルの核心であり、チームワークで生産性を上げ、誇りとやりがいを持って一人一人が活躍できる会社でありたいと考えています。
会社は労働提供の場ではなく社員の自己実現の舞台であり、果敢に新たな改善・改革に挑戦し、その成功体験の積み重ねによって自己実現(充実感・達成感・成長の自覚)を達成してほしいと考えています。これが出来れば自ずと会社も成長していくとかんがえています。
また、社員の幸せは安定した生活の上に成り立つものであり、働き方への多様性にも目を向け、ライフワークバランス向上の為のDX活用や福利厚生の充実、報奨制度や各種手当等の処遇改善にも継続して取り組んでいます。
また、研修制度も時代に合わせてブラッシュアップを繰り返しており、近年では原理・原則の教育や体験型学習にも積極的に取り組んでいます。
小さな取り組みを評価し 横展開に繋げるようなOJTや、トータルソリューション発揮に欠かせない社内連携を育む部署横断タスクフォースや交流会にも予算を付け、社全体で推進しています。

まとめ

当社を取り巻く環境が急速に変化しても、環境に適応し、変化を自らの成長のエネルギーに転化しながら、会社の進化に繋げていくことが、当社のサステナビリティの体現です。
~ 時代を超えて繁栄を続ける者は、最も強い者でも最も賢い者でもなく、唯一変化できる者であるby DARWIN ~