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室内環境測定

シックハウス症候群の原因物質分析

シックハウス症候群、シックビル症候群、化学物質過敏症等の原因の一つに建築材料由来のホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)が注目されています。

ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物(VOC)の発生源として、建築物の構造材・壁材・床材・天井材・断熱材・樹脂タイル・パーティションボード・接着剤・塗料・シール材等の建材、厨房・暖房機器等の設備、家具、調度品、コピー機、サインペンや使用している芳香剤、殺虫剤、防ダニ剤、防カビ剤、防アリ剤等があります。

揮発性有機化合物として、塩ビモノマー、トルエン、キシレン、スチレン等の有機溶剤、接着剤、樹脂等の残存原料ガス、可塑剤、難燃剤、発砲剤、燃焼生成物、殺虫剤等があります。

また、工場などで発生するガスや臭気物質等について安全衛生上の配慮から不明物質の分析が必要とされることが多くなりました。
当社ではシックハウス症候群原因物質の測定を行っています。

室内濃度指針値一覧(厚生労働省)

揮発性有機化合物室内濃度指針値*設定日
ホルムアルデヒド 100μg/m3(0.08ppm) 1997.6.13
アセトアルデヒド 48μg/m3(0.03ppm) 2002.1.22
トルエン 260μg/m3(0.07ppm) 2000.6.26
キシレン 870μg/m3(0.20ppm) 2000.6.26
エチルベンゼン 3800μg/m3(0.88ppm) 2000.12.15
スチレン 220μg/m3(0.05ppm) 2000.12.15
パラジクロロベンゼン 240μg/m3(0.04ppm) 2000.6.26
テトラデカン 330μg/m3(0.04ppm) 2001.7.5
クロルピリホス 1μg/m3(0.07ppb)
小児の場合0.1μg/m3(0.007ppb)
2000.12.15
フェノブカルブ 33μg/m3(3.8ppb) 2002.1.22
ダイアジノン 0.29μg/m3(0.02ppb) 2001.7.5
フタル酸ジ-n-ブチル 220μg/m3(0.02ppm) 2000.12.15
フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 120μg/m3(7.6ppb) 2001.7.5

*単位の換算は、25℃の場合による。