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ソリューション型高速増殖微生物リアクター「バイオアタック」による排水の効率処理

水処理関係

タイトル

ソリューション型高速増殖微生物リアクター「バイオアタック」による排水の効率処理

著者

山本一郎、鎌田博史

出典

「実用産業情報第34号」2005年度実用産業情報委員会114-120

抄録

活性汚泥法では沈殿槽で微生物汚泥を沈降分離する必要から凝集性を配慮して増殖速度の遅い微生物を利用せざるを得なく、設備規模が大きくなる。バイオアタックは活性汚泥微生物よりはるかに早く増殖する微生物(高速増殖微生物)を選別し、積極利用したものである。この結果BOD・油脂等の汚染物質の除去能力は大幅に増強できる。また、既存活性汚泥装置の前段にバイオアタックを増設すると排水処理能力は約2倍に増強でき、新設設備あるいは既設設備のいずれにも適用できる新しい排水処理技術である。すでに50基以上の設備が稼働している。平成14年度第28回産業機械工業会の優秀環境装置表彰ならびに平成16年度優秀省エネルギー機器表彰で日本機械工業連合会会長賞を受賞している。
ここでは、バイオアタックの排水の浄化原理及びソリューション(課題解決)型排水処理設備としての「バイオアタック」の適用例を紹介する。

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