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有機酸を用いた重金属汚染土壌の現地浄化に関する基礎検討I

土壌関係

タイトル

有機酸を用いた重金属汚染土壌の現地浄化に関する基礎検討I

著者

宮崎照美、伊藤洋、門上希和夫、兵頭英男、飛石伸子

出典

第14回地下水・土壌汚染とその防止対策に関する研究集会2008年6月25~26日、埼玉

抄録

現在、日本における重金属による汚染土壌の対策は堀削除去・搬出処理が多い。しかしながら、重金属汚染土壌はその処理のコストが高くなり、特に土地価格の低い地方などでは今後処理が進まず、ブラウンフィールド化する懸念がある。重金属を土壌から分離する手法として、酸を用いる方法があるが、本論では有機酸を基盤中に浸透・注入し土壌中から重金属を分離・容出させ、その溶液を毛管吸引剤で回収・濃縮する手法を提案し、基礎実験を行った。ここではそのうち各種酸を用いた溶出促進実験について報告する。