温水循環タンク応力腐蝕割れ事例
テクノ関係
タイトル
温水循環タンク応力腐蝕割れ事例
著者
堀江亮平、井上政春
出典
腐蝕防食協会、第48回材料と環境討論会2001年9月26~28日、北海道
抄録
化学プラントでは腐食が懸念される配管及びタンクなどに種々のステンレス鋼が使用されているが、耐食性が良好であるこの材質においても数多くの腐食が発生しているのが現状である。今回、化学プランと設備において発生した腐食事例について、その原因を研究した結果、ミクロ観察等から孔食と応力腐食割れ(SCC)と判定した。また、その使用条件下で孔食、SCCが実際に発生するか否かをテストピースを用い、電気化学的腐食試験とSSRT(Slow Strain Rate Test)により確認した。さらに材質としてSUS316Lの使用の可能性についても検討したのでその結果を紹介する。
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- [1] 温水循環タンク応力腐蝕割れ事例