ＧＣ／ＭＳ一斉分析データベース法における室内、室間再現性の検証

テクノ関係

タイトル

ＧＣ／ＭＳ一斉分析データベース法における室内、室間再現性の検証

著者

園田裕一、宮崎照美、中原世志樹、門上希和夫、陣矢大助

出典

第１７回環境化学討論会2008、年6月11～13日神戸

抄録

近年、多くの科学物質がさまざまな分野で使用されており、できる限り多種の汚染物質濃度を効率的に把握するために、標準品を測定することなく化学物質を固定・定量することが可能なGC/MSによるAutomatic identification and quantification system with database（以下、AIQS-DB法）が機器メーカーより販売されている。AIQS-DB法を用いた包括的分析法が報告されている中で、検量線を用いた従来の定量法（以下、従来法）との定量値の比較が行われているものの、その化学物質は限られた物理化学的性質なものが多い現状を鑑みて、広範囲の物理化学的性質からこうせいされる120物質をモデル化合物として選定し、AIQS-DB法における室内、室間再現性の検証を実施したので報告する。

テクノ関係の公表文献一覧

• [30] GC/MS全自動同定・定量データベースシステムにおける測定値の再現性の検証
• [29] 土壌中の水酸化ＰＣＢについて（２）水酸化ＰＣＢの生成
• [28] 土壌中の水酸化ＰＣＢについて
• [27] 土壌の化学物質包括分析法の基礎的検討（第２報）
• [26] ＧＣ／ＭＳ一斉分析データベース法における室内、室間再現性の検証
• [25] ＧＣ／ＭＳ一斉分析データベースを用いた土壌中の化学物質包括分析（第２報）
• [21] ラムシリンダーの腐蝕原因究明とその対策
• [20] 腐蝕防食コンサルティングに必要不可欠な分析事業と人脈
• [19] ＧＣ／ＭＳ一斉分析データベースを用いた土壌中のＰＯＰｓ等化学物質の包括分析
• [18] ＰＣＢ汚染物質中の水酸化ＰＣＢについて
• [1] 温水循環タンク応力腐蝕割れ事例